KLA(KLAC) vs ラムリサーチ(LRCX)
KLA と Lam Research(ラムリサーチ) の主要指標を実データで並べて比較します。青い地のセルは、その指標で数字が有利な方(PER・PSR は低い方、成長率・利益率は高い方)です。
KLAC と ラムリサーチ、どっちを選ぶ? 「買い/売り」は断定できません。重視する軸で下の表を見てください:
- 割安さ重視 → PER・PSR が低い方
- 成長重視 → 売上 前年比 が高い方
- 収益性重視 → 営業利益率・粗利率 が高い方
- 株価と業績のズレを見たい → 乖離度(プラスが大きいほど株価先行、マイナスは業績先行)
5つの質問で比べる
| 質問 | KLAC | LRCX |
|---|---|---|
| 稼ぐ力は? | 税引前のもうけは売上100円で41円税引前利益率 41.3%(直近4四半期・営業利益の開示なし) | 本業のもうけは売上100円で35円営業利益率 35.3%(直近4四半期) |
| 伸びている? | 売上は1年前より+12%直近4四半期の合計で比較。3年前の同じ期間の 1.3倍 | 売上は1年前より+26%直近4四半期の合計で比較。3年前の同じ期間の 1.3倍 |
| つぶれにくい? | 借金が現金を上回る現金・短期投資 $1.6B / 借金 $5.9B | 現金が借金を上回る現金・短期投資 $5.6B / 借金 $3.7B |
| 株価と業績の伸びの差は? | 株価の伸びが売上よりかなり速い株価の伸び − 売上の伸び = +51pt(直近2年) | 株価の伸びが売上よりかなり速い株価の伸び − 売上の伸び = +64pt(直近2年) |
| 同業と比べて? | 半導体製造装置で 6社中 3位Rule of 40(売上成長+FCFマージン)=39% | 半導体製造装置で 6社中 2位Rule of 40(売上成長+FCFマージン)=47% |
目安は過去の決算から機械的に出したもので、売買のおすすめではありません。判定の決め方は各銘柄ページと同じです。
稼ぐ力:売上100円の使いみち
作るのにかかったお金売上原価研究開発研究開発費販売・管理の費用販管費など税金など税・その他最後に残るお金純利益
直近4四半期で、売上100円のうち最後に残るお金は KLAC が 36円、LRCX が 31円 です。作るのにかかったお金(売上原価)は KLAC 39円、LRCX 50円。
手元に残るお金(売上100円あたりの純利益)
KLAC(FY26(2026年6月期)まで)LRCX(FY26(2026年6月期)まで)
伸び:売上の推移(比較できる最初の年度=100)
KLAC(FY26(2026年6月期)まで)LRCX(FY26(2026年6月期)まで)
KLAC は 1.3倍、LRCX は 1.3倍(各社の最初の年度からの伸び)。会計年度の締め月は会社ごとに違うため、横軸は「直近年度から何年前か」でそろえています。
つぶれにくさ:売上100円あたりの自由に使えるお金(FCF)
KLAC(FY26(2026年6月期)まで)LRCX(FY26(2026年6月期)まで)
FCF=営業CF − 設備投資。マイナスの年は、本業の現金だけでは投資をまかなえていない年です。設備投資のデータが取れない年は線が途切れます。
期待:株価と業績のズレ(乖離度)と PSR
乖離度=直近2年の株価の年平均成長率 − 売上の年平均成長率。右(オレンジ)は株価先行、左(青)は業績先行。割安・割高を示すものではありません。
会社の値段は売上の何年分?(年度末の PSR)
KLAC(FY26(2026年6月期)まで)LRCX(FY26(2026年6月期)まで)
主要指標の比較
| 指標 | KLAC | LRCX |
|---|---|---|
| 時価総額 | $307.8B | $474.4B |
| PER(TTM) | 63.7× | 65.3× |
| PSR | 22.7× | 20.4× |
| 売上 前年比 | +15% | +30% |
| 営業利益率 | — | 37% |
| 粗利率 | 61% | 52% |
| 乖離度(直近2年) | +51.4pt | +64.1pt |
まとめ: PERが低いのは KLA(KLAC)、高成長(売上YoY)は Lam Research(LRCX)。 ※ 各指標の数字の比較で、銘柄の優劣や推奨ではありません。投資助言ではありません。
技術・事業の違い
同じ製造装置でも、検査・計測と加工という役割の違いがある。
- KLACは欠陥検査・計測(プロセスコントロール)が中心で、ウェハー上の微細欠陥を見つけ歩留まりを管理する「目」の役割。市場での存在感が際立つ。
- LRCXはエッチングと成膜という、実際に膜を付け削る「手」の工程を担う。メモリ向けの比重が相対的に高い。
- 検査と加工は補完関係にあり、両社とも顧客の先端プロセス立ち上げに不可欠で、保守・サービス収入が安定の源泉となる。
よくある質問
KLAC と ラムリサーチ、PERが低いのはどっちですか?
PER(TTM)で比べると KLA(KLAC)の方が低い水準です(KLAC: 63.7倍 / LRCX: 65.3倍)。PERの低さは将来の成長期待の差も反映するため、PERだけで株価の水準の良し悪しは決まりません。成長率・利益率と併せて見てください。
KLAC と ラムリサーチ、どっちが高成長ですか?
直近の売上 前年同期比は Lam Research(LRCX)の方が高いです(KLAC: +15% / LRCX: +30%)。
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出典: SEC EDGAR + Yahoo Finance(四半期化・分割調整済み、データ更新 2026-10-18)。情報提供・教育目的であり投資助言ではありません。データの作り方