PER(株価収益率)
P/E · Price-to-Earnings Ratio
一言で
株価が「1株あたり利益(EPS)の何倍か」を表す、最も基本的な割高・割安のものさし。
🍜年に5万円もうかるお店を100万円で買うとする。元を取るには 100÷5=20年。この「20」がPER。
大きい=割高(または期待が大きい)、小さい=割安。要は「利益の何年分の値段がついてるか」。
大きい=割高(または期待が大きい)、小さい=割安。要は「利益の何年分の値段がついてるか」。
ポイント:目安は15〜20倍が平均。成長株は30〜50倍でも普通。同業と比べるのが基本。赤字だと計算できず「—」(その時はPSR)。
計算式
PER = 株価 ÷ 1株あたり利益(EPS) = 時価総額 ÷ 純利益(TTM)
定義
PER(Price-to-Earnings Ratio、株価収益率)は、株価を1株あたり純利益(EPS)で割った倍率です。会社が今の利益水準を続けた場合、株価が利益の何年分に相当するかを示します。
見方
数字が高いほど「利益に対して株価が高い=割高、または将来の成長期待が大きい」、低いほど「割安、または成長期待が乏しい」と読みます。ただし絶対水準よりも、同業他社やその銘柄の過去レンジとの比較が重要です。
なぜ業種で違うのか
高成長のソフトウェアや半導体は高PER、成熟した銀行や公益は低PERになりがちです。業種をまたいだ単純比較は誤解を生みます。
具体例
例:株価 $100、EPS $4 → PER は 25倍。利益25年分でちょうど時価総額に達する計算です。
注意点
- 赤字(EPSがマイナス)だと計算できず「n/a」になる
- 一過性の利益・損失(売却益や減損)で大きく歪む
- 会計上の利益ベースなので、現金の稼ぐ力(FCF)とは別物
よくある質問
PERは何倍なら割安ですか?
一概には言えません。市場平均は概ね15〜20倍程度ですが、高成長株は30〜50倍でも妥当な場合があり、低成長株は10倍でも割高なことがあります。同業他社とその銘柄自身の過去中央値との比較で判断するのが基本です。
PERとPSRの違いは?
PERは「利益」に対する倍率、PSR(株価売上高倍率)は「売上」に対する倍率です。赤字や利益が安定しない成長初期の企業ではPERが使えないため、PSRで代用します。
TTMとは何ですか?
直近4四半期の合計(Trailing Twelve Months)。最新の年間ベースの利益でPERを計算する一般的な方法です。
関連用語
出典・計算根拠: ファンダは SEC EDGAR(10-K / 10-Q)、株価は Yahoo Finance。kabu は実数値のみを扱い、四半期化(YTD→単四半期)・株式分割の調整・TTM 集計を自動で行います。本ページは教育目的であり、投資助言ではありません。