アルファベット(GOOGL)決算 11月4日|日本時間はいつ・前回の数字・見どころ
発表はいつ(日本時間)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 現地の発表日 | 11月4日(水)(Nasdaq カレンダーで確定・2026-09-20 時点) |
| 時間帯 | 引け後(アフターマーケット)(過去の発表パターン。時間帯はまだ正式発表されていません) |
| 日本時間 | 11/5(木)06:00〜08:00 ごろ |
| 前回の発表 | 7月22日(水)(引け後) |
| 対象の四半期 | 2026Q3(2026年7〜9月期) |
引け後の発表なので、株価の最初の反応は日本時間の早朝、時間外取引に出ます。冬時間(11月第1日曜以降)なので、夏時間より1時間遅い時刻です。日程は企業の都合で変わることがあります。最新の確定状況は 決算発表スケジュール(毎週更新)、時間外の仕組みは 時間外取引 を参照してください。
前回の決算(2026Q2)— 前年同期比
| 指標 | 2026Q2(前回) | 2025Q2(前年同期) | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | $119.8B | $96.4B | +24% |
| 純利益 | $112.2B | $28.2B | +298% |
| EPS(希薄化後) | $9.11 | $2.31 | +294% |
| 粗利率 | 61.6% | 59.5% | +2.1pt |
| 営業利益率 | 34.0% | 32.4% | +1.6pt |
| フリーキャッシュフロー | $-5.9B | $5.3B | 赤字転落 |
出典は SEC EDGAR の 10-Q/10-K(GAAP)。会社が決算発表で強調する非GAAP の数字(株式報酬や無形資産の償却を除いたもの)とは差があります(GAAP と非GAAP の違い)。四半期ごとの推移と乖離の分析は アルファベットの銘柄ページ へ。
直近8四半期の推移
| 四半期 | 売上高 | 前年同期比 | 純利益 | EPS | 粗利率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2024Q3 | $88.3B | +15% | $26.3B | $2.12 | 58.7% |
| 2024Q4 | $96.5B | +12% | $26.5B | $2.17 | 57.9% |
| 2025Q1 | $90.2B | +12% | $34.5B | $2.81 | 59.7% |
| 2025Q2 | $96.4B | +14% | $28.2B | $2.31 | 59.5% |
| 2025Q3 | $102.3B | +16% | $35.0B | $2.87 | 59.6% |
| 2025Q4 | $113.8B | +18% | $34.5B | $2.85 | 59.8% |
| 2026Q1 | $109.9B | +22% | $62.6B | $5.11 | 62.4% |
| 2026Q2 | $119.8B | +24% | $112.2B | $9.11 | 61.6% |
直近8四半期で売上高は $88.3B → $119.8B(+36%)。粗利率は 58.7% → 61.6% と改善しています。季節性のある企業では、前四半期比ではなく前年同期比で見るのが一般的です。表の「—」は SEC データから取得できなかった項目です。
セグメント別の売上(直近の開示)
| 事業(2026Q1) | 売上高 | 構成比 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| Google サービス | $89.6B | 81.4% | +16% |
| Google Cloud | $20.0B | 18.2% | +63% |
売上の最大の柱はGoogle サービス(構成比 81%)、伸び率が最も高いのはGoogle Cloud(前年同期比 +63%)です。セグメントの開示は 10-K/10-Q の注記から取っているため、全社の数字より1四半期遅れることがあります(この表は 2026Q1)。決算ではセグメントごとの伸びと、会社が示す次四半期の見通し(ガイダンス)が主な材料になります。
今回の見どころ
- Google Cloud の成長率と利益率。セグメント表では Cloud の伸び率が最も高く、営業利益も黒字化してから拡大しています。AI 関連の需要がどの程度寄与しているかが説明されます。
- 検索広告と YouTube の伸び。売上の大半を占める Google サービスの成長率が、AI 検索機能の広がりの中で維持されているかが注目点です。
- 設備投資(capex)の見通し。会社は通年の capex の見通しを決算で更新します。上方修正が続くと、フリーキャッシュフローと利益率への影響が意識されます。
- 規制・訴訟に関する開示。独占禁止法関連の動向は 10-Q の注記に記載されます。数字ではなく、事業への影響の説明があるかを確認します。
- 純利益に含まれる投資の評価損益。推移表のとおり、純利益が営業利益を大きく上回った四半期があります。保有する他社株式の時価変動(営業外)が純利益に入るためで、PER(TTM)は実力より低く見えることがあります。営業利益率で本業の収益力を見るのが一般的です。
いずれも「何を見るか」の整理であり、結果や株価の方向を予想するものではありません。
バリュエーション(PER・PSR の過去中央値との比較)
| 指標 | 現在(2026Q2 時点) | 過去中央値(17四半期) | 位置 |
|---|---|---|---|
| PER(TTM) | 18.0× | 22.7× | 中央値より低い |
| PSR(TTM) | 9.9× | 5.9× | 中央値より高い |
PER・PSR は「市場がどれだけ先の成長を織り込んでいるか」の目安で、高いほど決算に対する期待のハードルも高くなります。ただし PER の分母は GAAP の純利益なので、投資先の評価益や訴訟費用・税金などの一時要因を含む四半期は PER が実力より低く(高く)見えます。上の表の営業利益率もあわせて確認してください。中央値より高い位置にあるときは、数字が良くても株価が下がる材料出尽くしが起きやすい、という見方があります。株価CAGRと売上CAGRのズレ(乖離)は アルファベットの割高?割安?判定 で確認できます。倍率の使い分けは PER・PSR・EV/EBITDA の違い へ。
決算の結果(未発表・発表後に追記)
発表後、SEC に提出される 8-K(Item 2.02)と 10-Q/10-K の数字をもとに、この記事に結果を追記します。それまでの速報は、会社の IR ページと ニュース(SEC 提出書類フィード) で確認できます。
決算をどう読むか(共通の型)
- 予想(コンセンサス)との差を見る。売上・EPS が「良い/悪い」は絶対値ではなく、事前予想との差で決まります(コンセンサス予想)。
- 次四半期のガイダンスを見る。実績が予想を上回っても、見通しが弱いと株価は下がることがあります(ガイダンス)。
- 利益率の方向を見る。売上が伸びても粗利率・営業利益率が下がっていれば、値下げやコスト増のサインです。
- 時間外の反応は翌日に反転することがある。参加者の少ない時間外の値動きだけで判断しない(時間外取引)。
決算の読み方全般は 決算の基礎、株価が反応する仕組みは 決算サプライズと株価 を参照してください。