サーキットブレーカー(米国株の取引停止)
サーキットブレーカー · Circuit Breaker · マーケットワイド・サーキットブレーカー · 取引停止 · LULD · 値幅制限
一言で
S&P500 が前日終値から7%・13%下落すると15分間、20%下落するとその日の残り全部、米国の株式市場全体の取引が止まる仕組み。
🛑電気を使いすぎたときに落ちるブレーカーのように、株価が急に下がりすぎると市場全体の取引を強制的に止める仕組み。
いったん止めて、みんなを落ち着かせる。
いったん止めて、みんなを落ち着かせる。
ポイント:S&P500 が7%・13%下落で15分停止、20%下落でその日は終了。
サーキットブレーカーとは
相場の急落時に取引を一時停止し、投資家に冷静になる時間を与える仕組みです。米国ではS&P500 の前日終値からの下落率を基準に、市場全体の取引が止まります。
3つの段階
レベル1(7%下落)・レベル2(13%下落)では、現地15:25より前に達した場合、15分間取引が停止します(15:25以降に達した場合は停止しません)。レベル3(20%下落)は時刻に関係なく、その日の残りの取引がすべて停止します。レベル1・2はそれぞれ1日1回までです。2020年3月には、コロナ・ショックでレベル1が4回(9日・12日・16日・18日)発動しました。
個別銘柄の値幅制限(LULD)
市場全体とは別に、個別銘柄にもLULD(Limit Up-Limit Down)という仕組みがあり、短時間に一定の幅を超えて動くと、その銘柄だけ売買が一時停止します。決算やニュースで急変した銘柄の取引が数分止まるのはこのためです。日本株のような「1日のストップ高・ストップ安」はありません。
注意点
- 発動基準は S&P500 の下落率で、ダウやナスダックの下落率ではない。
- 時間外取引(プレ・アフター)には市場全体のサーキットブレーカーは適用されない。
よくある質問
米国株にストップ高・ストップ安はありますか。
日本株のような1日単位の値幅制限はありません。代わりに、市場全体のサーキットブレーカー(S&P500 の7%・13%・20%下落)と、個別銘柄の短時間の急変で売買を一時停止する LULD があります。
サーキットブレーカーは過去に発動したことがありますか。
現行の仕組みでは、2020年3月にレベル1(7%下落・15分停止)が4回発動しました。レベル3(終日停止)は現行ルールでの発動例はありません。
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