株式分割(Stock Split)
Split · 分割調整
一言で
1株を複数株に分けること。株価・EPS・株数の基準がずれるため過去比較には調整が必須。
🍕ピザ1枚を10切れに切るのと同じ。切れ数(株数)は増えるけど、ピザ全体(会社の価値)は変わらない。1切れ(株価)は小さくなる。
ポイント:過去と比べる時に調整しないと、PER・PSR に見せかけの段差が出る。kabu は自動で調整済み。
計算式
10:1分割 → 株数 ×10、株価 ÷10、EPS ÷10(時価総額は不変)
定義
株式分割(Stock Split)は、既存の1株を複数株に分割することです。例えば10:1分割なら株数が10倍になり、1株の価格は1/10になります。会社の価値(時価総額)自体は変わりません。
なぜ調整が必要か
分割をまたいで過去の株価やEPSをそのまま比べると、見かけ上の段差が生まれます。株価は分割調整済みの系列を使い、EPSや株数も同じ基準にそろえないと、PER・PSRに偽の不連続(急スパイク)が発生します。
kabuの対応
kabu は株価データの分割イベントを使い、過去の株数を現在基準にスケールし、EPSも同基準にそろえています。これにより時価総額・PER・PSRが分割をまたいでも連続します。
具体例
例:株価 $1,000・EPS $10 が 10:1分割 → 株価 $100・EPS $1。時価総額は不変。
注意点
- 分割イベントを取得し損ねると、過去倍率が約1/10に潰れて中央値を誤らせる
- 併合(リバーススプリット)は逆方向の調整が必要
よくある質問
株式分割で資産は増える?
増えません。保有株数は増えますが1株の価値が同じ比率で下がるため、評価額は理論上不変です。流動性向上や心理的な買いやすさが主目的です。
なぜ分割調整を間違えると危険?
過去の時価総額が実際の約1/10に計算され、PER・PSRが極端に低く出ます。中央値や割高・割安の判断を根本から誤らせるため、データ精度の核心です。
関連用語
出典・計算根拠: ファンダは SEC EDGAR(10-K / 10-Q)、株価は Yahoo Finance。kabu は実数値のみを扱い、四半期化(YTD→単四半期)・株式分割の調整・TTM 集計を自動で行います。本ページは教育目的であり、投資助言ではありません。